ルーマニアのアラドには
- 市内トラム
- やたら長い郊外トラム
がある。
今回は1日間と短かったが満足できるVを撮影出来た。
ドュワグ、タトラ、エスリンゲンの3つという、この世に必要なトラムのすべてが撮れる。まるでカレーラーメンハンバーグみたいな全部乗せの街だ。
今回は写真枚数が多いのでテキトーに読み飛ばしてください。
訪問日:2023年9月22日
朝
トラムなので朝は本数が多く沢山撮れる。朝から晴れなので現場に急行
場所:piata podgoria 停留所付近
いきなりDWG!!神っている。
新型トラムIMPERIOや赤い何かどうでもいいトラムも来るが、当記事では省略する。旧型車が十分すぎるほど来る。
TTP!
Arad, Tatra T4D # 1165 1981年製
T4DはT3よりもスリムな車両で、全世界でも頭数が少ない。
以下は引用だが、2024年1月現在旅客現役は、ピョンヤン、ピャティゴルスク(RU)、アラド(RO) の3つのみであり、現実的に行けるのはアラドのみである。
North Korea (DPRK) 124 / 124
Pyongyang 124 / 124
Romania 21 / 21
Arad 21 / 21
Russia 10 / 10
Pyatigorsk 10 / 10
Total 155 / 15
2022年ごろまではヴラジカフカスでも走っていたが、現在はヴラジカフカスではMuseum trainを除き全て退役。
ヴラジカフカスで間に合わなかった Ты はアラドに来い!
1962年製
めちゃ古い。
GT6″ZR”という良く分からないやつでDWGに特徴的なウインドシールドではなくほぼ直角。(細かい事はとらぐるまひろしに聞いてください)
1963年製
ライトの形が変なGT6。
1966年
3連接で迫力があるDWG。フル点灯で素晴らしい。後付けの変なフォグライト?も素晴らしい
ブラックTTPと普通のTTP
1981年
1981年
2連が走っている都市だと、1両は寂しい。
この後雲られたのでしばらく乗りトラムを行った。
アラド駅前
11時ごろからまた晴れてきた。順光のアラド駅前世界的有名撮影地へ。
場所:CFR GARA 停留所
1963年
1960年
朝来たのと同じ車両。
1964年
1976年
1966年
イモムシ色のデンシャ
教会前
午前中に目をつけていた教会とトラムが撮れる交差点に行った。
12:36頃から撮影(日時情報は1336になっている)
場所:piata podgoria 停留所付近
1963年製
1963年
黄色とバリ晴れの教会が素晴らしい。
1963年
なんとアラドにはエスリンゲンも居る!!!!
さっきと同じ1854
1976年
アラド駅前の少し南
交差点(ラウンドアバウト)の撮影地は、信号の合間を使ってラウンドアバウトに乱入して撮るので、精神的に疲れたため移動。
場所:GARA CFR のすぐ南東
1957年
ダサいライトのDWGと思ったら57年製と最古参レベル
1976年
Transphotoでは黄色塗装の頃の写真のみがある。塗り替えたのかな?
1966年
1966年
※追記:Bombardier Transportation ボンバルディア トランスポーテーション(オーストリア)によるGT6。おそらくDWGのライセンス生産と思われる
1963年
1981年
郊外トラム
Ghioroc へ行く11号線はARAD中心地から23kmある郊外トラムだ。平原を走っていく姿はとてもトラムとは思えない!
Arad, Duewag GT6 # 303 — Photo — Urban Electric Transit
14時ごろのトラムはDuwag なのでこの時間に撮りに行くのを推奨。他の時間は新型ドュワグが来る。
1019号機を郊外にて。
平原区間で撮る時間は無かったが、山バックで撮影した。
場所:Ghioroc – Sambateni 間
1976年
時刻表
料金
郊外トラムは25km以上で、12 RON = 375円と値段が高い。
同区間の国鉄線、ARAD – Ghioroc が6RONと半額である。
宿
ルーマニアには安宿が全然ない。
ここはアラドの中では安い方。個室で100lei 約 20Eur
ただし団体が来ると満室のときもある